ひんやり大福(保水)レッスンレポ

ひんやり大福(保水)レッスンレポ

フランス菓子を習い始めた頃はとても真面目に自宅でも復習していました。しかし何と言っても材料を揃えることがとても難しい。必要量は少ないのに100g入りのコンパウンドオレンジを買うとか、高額なローストノワゼットプラリネ一瓶とか・・・それからアーモンド類。教室で使用しているアーモンドプードルはちょっと特殊で、とっても美味しいんだけどとっても高い。スペイン産の美味しいアーモンドを使ってるのもそうですが、そのメーカーにはアーモンドの焙煎と挽きがめちゃめちゃうまい職人がいるんだそう。

そこへ行くと、和菓子は材料が揃えやすく、品数もフランス菓子に比べたらとても少ない。洗い物も少なくて嬉しい。ただ、テクニックは必要です。特にこどもたちに作ってもらうには工夫がいるところ。今回はまず「大福を作ろう」というところから組み立てました。苺の季節なら苺大福(しかも白あん)一択だったのですが、気温も高くなってるはずなので、涼やかなフィリングがいいと思い、パイナップルや黄桃などのシロップ煮をクリームチーズと合わせてみました。包みやすいように丸めてカチカチに冷凍しておきます。

お餅の生地は白玉粉と砂糖、水を合わせて鍋に入れ、加熱しながらよく練ります。火が入ってくるとだんだん重たくなってくるけどがんばって練ってもらいました。出来上がったお餅を片栗粉を敷いたトレイに取り出し、カードで5つに分けます。

ここでひとつずつラップに片栗粉を振って置き、指にも片栗粉をつけながらお餅をひっぱって伸ばします。そこへ冷凍したフィリングを乗せてお餅で包んだらそのままラップで包んでフードパックへ。これならお餅に極力触らずに扱えます。

さて今日のテーマは「保水」。砂糖の保水効果について説明しました。お餅は時間が経つと水分が蒸発して硬くなりますが、砂糖が入っていると水を砂糖がキープして時間が経っても柔らかいままです。それでは実験。白玉粉と絹豆腐、砂糖で作るおだんごと、他は同じで砂糖だけ入れないおだんごではどちらが硬くなるでしょう。

それぞれ生地をこねて丸めたらゆでて、水にさらした後串にさして45分ほど放置しました。そのまま食べ比べるのもつまらないので、美味しいみたらしのタレも作りました。大阪に「喜八洲」という大人気のだんご屋さんがあるのですが、タレに使っているのが九州の醤油らしいので、真似して使ってみました。

ところが45分くらいでは硬さに差が出ませんでした。どっちも柔らかくて美味しい、という結果に。おうちに持って帰った分は明日ぜひ食べ比べてくださいね。まあ、美味しい方がいいんだけどね。

砂糖の保水効果を使ったおまけの実験は、シャボン玉です。水と食器用洗剤を混ぜたものに、砂糖を入れたものと入れないものを作ってサロンの外の渡り廊下へ。本当なら砂糖入りのシャボン玉は軍手をした手でお手玉できるらしいんですが、本日の横浜はめちゃめちゃ強風・・・でも床に落ちたシャボン玉を比べると、砂糖を入れた方はなかなか割れず、砂糖の入ってない方はすぐに割れましたね。

来月のレッスンは夏休み期間中ということで、「自由研究応援企画」となっています。ミルクゼリーの上に赤と青のゼリー液を流し、アルコールをつけた竹串でつつくと不思議なマーブル模様ができます。実験では「墨流し」の技法を使って、カラフルなマーブル模様のカードを作りましょう。レッスン中に撮った写真も後日シェアする予定ですので、レポートを大きな模造紙に書き写して写真をプリントアウトして貼り付けたら素敵なプレゼン資料ができますよ。お楽しみに。