みかんロール(重曹)レッスンレポ

みかんロール(重曹)レッスンレポ

みかんを食べる時、外皮はもちろん剥くと思いますが、筋や薄皮は取りますか?またはそのまま食べますか?生徒さんに聞いてみたら「食べる。白いところ美味しいよ。」「筋は取る。」など好みは様々でした。たまに缶みかんを食べると、やっぱり実100%っておいしいなと思います。でも、この状態にするのはなかなか大変な作業ですよね。

そもそも缶みかんってどうやって薄皮を取ってるんでしょう?調べてみたら、薄い塩酸で溶かし、水酸化ナトリウムで中和した後、水でじゅうぶん洗い流すとありました。塩酸ってなんだか危ない気がしますが、とても薄めて使いますし、私達の胃酸も塩酸なので問題ないとのこと。

今回はおうちでも出来るみかんの薄皮を取る方法で、まるごとみかんのシロップ漬けを作りました。

薄皮はペクチンという食物繊維で出来ています。みかんの外皮をむいて、重曹(炭酸水素ナトリウム)を溶かしたお湯で2分ほど茹でると表面の薄皮が分解されます。冷水に取って指でやさしく撫でると、つるんときれいな表面に。水気を切って清潔な瓶に入れ、上から熱々のシロップを注いで出来上がり。

今回の実験は、「では長時間茹でるとどうなるか?」5分後、10分後を予想してもらいました。ヒントは「重曹はペクチンを分解する」「みかんは薄皮だけでなく実にもペクチンが含まれている」です。

結果はこちら。

5分後

10分後

みなさん、予想以上に分解されて驚いていました。

私が5分茹でたものを少し食べてみて「じんわり苦い」と言うと、長く通ってくれている生徒さんが「あ、重曹って前にラムネ作るときに使った?」と思い出してくれました。初期のレッスンでしたので、当時いなかった生徒さんが「ラムネって作れるの?いいなぁ」と。またいつかやりましょうね。

みかんロールのみかんは私が1週間前に仕込んだものを使いました。ビスキュイも美味しいやつを作ってきましたよ。レシピは前の記事にありますのでみなさん作ってみてください。生クリームを固く泡立て、シロップを打ったビスキュイに塗り、みかんを乗せて巻いたら冷蔵庫で冷やします。カットするときは波刃包丁で、押さずに前後に動かすときれいな断面になります。

来月は今年流行ると噂の「ミルクレープ」を作りましょう。