以前フランス菓子研究所のレッスンで「シガール」を作った時は、作業台で生地をシャブロン(型)にすりこみ、オーブンで焼き、焼きあがったら熱いうちにさいばしを芯に巻き、次の生地をすりこむ・・・となんとも大忙しだったのを覚えています。でもあのクルッと巻かれたラングドシャのお菓子が自分で作れるのって素敵ですよね。
さて、おんなじことを小学生にやってもらうのは難しい・・・と思って色々調べていたら、フライパンで作るやり方を見つけました。ただ、「クッキングシートに10センチくらいに丸く生地を広げる。」っていうのは難易度高い。スプーンの背で伸ばしても、丸くもならなきゃ均一にもなりません。そこでケーキの底に敷くキャルトンを丸く切り抜いて、インスタントシャブロンを作りました。パレットナイフも難しいから、カードで出来るように径をカードの長辺より短く設定。試作はいい感じ。
ラングドシャ生地はバター、粉糖、卵白、薄力粉、アーモンドパウダーを順番に混ぜるだけ。せっかくだからバターも作ってもらおうと、円筒形の大き目のプラスチック容器を用意しました。2年前、同じくバターを作った時は変な角がついているガラスの小さ目の瓶を買っちゃったので、まあ大変でした。今日参加してくれた生徒さんは当時低学年、「あの時はほとんど大人にやってもらった。」と。今回はほぼ自力で仕上げてくれました。
容器で振ってるだけだと固めのホイップにしかならないため、ボウルに移してゴムベラで練っているとどんどん水分が分離してきました。この水分は「バターミルク」といいます。
フレッシュなバターが出来たところで、生地を作ります。トレイを裏返しに置いて、クッキングシートをマステで貼り、シャブロンを置いてすりこみます。終わったら次のクッキングシートをセット。そう、5枚分全部先に準備してしまう作戦です。フライパンにクッキングシートごと入れて弱火で焼きます。ひっくり返す時もシートをしいて。焼けたら熱いうちに巻きます。軍手をするのを忘れずに。
生地が熱いうちならバターが液状のため、成形することができます。巻いた生地は冷めたらバターが固まって、そのままの形状を保ちます。生地が冷めちゃったら成形は難しい。今回は巻きやすさを考えて水分が多めの仕上がりにしたので、冷めても巻くことはできるんだけど、手を離すと戻っちゃいました。
レポートを書いて発表も終わり、「先生、バターミルク飲んでみたい。」というのでプリンカップに注いで飲んでみてもらいました。どんな味?と聞いたら「ん-。牛乳。」だって。
来月は塩キャラメルのレアチーズを作ります。